■概要
2020年3月20日にsteamで公開された 核戦争後の世界を題材としたシングルRTS。一定間隔で押し寄せてくるゾンビに耐え、略奪者と交渉・対峙しつつ、迫りくる核の冬を乗り切ることが目的となります。
本作品は、他RTSと同様に 研究を行うことで新しい施設を解禁し、資源を消費することで施設を建設、住人を配置することで稼働し資源・効果を獲得する流れで進む。各種資源を確保しつつ陣地や防壁を構築し定期的なゾンビの襲撃を防ぐ必要がある。更には核の冬による寒さや飢えに備えなければならない。 『Frostpunk』と『They Are Billions』を7:3で合わせたような作品。

■本作の特徴
・シビアな資源
技術研究・建設・生産・資源収集を計画的に集める必要があります。 デフォルトの難易度では、『 Banished』や『Frostpunk』のようなシビアな資源バランスであり、襲撃による犠牲、食糧不足など一度の失敗が崩壊のきっかけとなります。限られた資源で災害(ゾンビ、略奪者、防寒、食糧)にどう対応するか試行錯誤する必要があり、より長く生き残ることで達成感を得ることができる。
・リスクのバランス
『They Are Billions』 と異なり弾薬が有限な資源扱いとなっている。 弾薬は3種類に分類されており、小火器以外の弾薬生産には終盤の技術が必要となる。略奪者を倒すことで弾薬を入手することも可能だが、敵も銃火器を所持しており、住人が負傷するリスクが高まる。略奪者と銃撃戦を行うか、妥協し食糧を搾取され弱い武器で生き残るかなど、リスクのバランスを考えるゲームとなります。
■まとめ
現時点(2020/3/29)では早期アクセス版であるが、ゲームバランスは良く出来ており、シングルRTS特有の建築や研究の試行錯誤による没入感を楽しめている。日本語はサポートされていないが、読めなくても意味は理解できる程度の記載だった。『Frostpunk』のように綱渡りのようなシミュレーションゲームが好きな人にはお勧めです。